brewery2016-3

El Segundo

エル セグンド

”All, Hell Yeah!”
感度の高い人々に認められたBad Ass Beer

レディフェイスから移動してやってきたのは、ロサンゼルスの玄関口、LAXのほど近く El Segundo エル セグンドという町にあるブルワリーがその名もまさに「エル セグンド」です。

まだまだ新しいこの醸造所は、2011年にオープン。
ビジネスマンとして働きながら、ホームブルーイングを楽しんでいたロブ(Rob Croxall)さんはビールの魅力にどっぷり!ある日一念発起して、長年勤めた会社を退職。UC Davis校にて Professional Brewersの学位を取得し、その後この醸造所、「エル セグンド」を創設しました。

el segundo

黄色の可愛らしい外観の醸造所へ入ってみると、入口からの通路には「エル セグンド」の歴史やこれまでリリースしたビールのラベルが写真入りで紹介されていて、立ち上げたロブさんの思い入れや熱意が伝わってくるようでした。

その奥、醸造所に併設された天井の高〜いビアパブには、美味しいビールと夜を楽しみに来た地元の方達で大いに賑わいひしめいています。
試合後のビールパフォーマンスでも大人気だった元WWEスーパースター、Steve Austin スティーブ・オースティンとコラボしてBroken Skull IPAを作ったりと何かとセンス抜群のこの醸造所は、新しいものに敏感なこの地域の若者たちに受け入れられているようです。

el segundo
el segundo

この日楽しみにしていた、エル・セグンドのフラッグシップビールBlue House IPAは残念ながら売り切れ!でしたが、 Wheat IPAのWhite Dog WIPAと人気商品だというMAYBERRY IPA を、そしてラストに2月限定のPOWER PLANT TIPAを閉店までとっぷりといただきました。
ごちそうさま!

El Segundo Brewing Co.

140 Main St. El Segundo, CA 90245

http://www.elsegundobrewing.com/



brewery2016-2

LADYFACE

レディーフェイス

ブルーパブを地域のコミュニティーとして活かす
女性ブルワーの願い

前回訪れたFIRESTONEのあるパソロブレスを一気に通り越して、次にやってきたのはロサンゼルス。といってもロサンゼルスのど真ん中ではなく、中心街からクルマで45分ほど離れたコホネバレーにある、LADYFACE ALEというブルワリーです。

移動時間が長かったため到着したのは夕暮れ、店はちょうど今晩のディナーを愉しむ客たちで賑わっているようでした。
店構えや内装は一見すると醸造所というより小ぎれいなレストランのようですが、お店の奥には醸造タンクが並び、れっきとしたビールの醸造所。

ladyface

Conejo Valley(コホネバレー)にできた初めてのマイクロブルーワリーで、この店は2009年の秋にオープンしました。

醸造所のあるじはCyrena Nouzilleさん。セレナさんは元々自宅でホームブルーイングをやっていたのですが、クラフトビールシーンが注目されだした頃にBear RepublicやRussian River、 LagunitasなどのBrew Pubを訪れ、それぞれの地域のコミュニティーが人の集まる場所としてブルーパブを上手に利用していることにアイディアを見い出し、この頃出会ったDavid Griffithsさんを誘い、自身でも「LADYFACE」を立ち上げるに至ったようです。

ladyface
ladyface

LADYFACEという店名どおり、カウンターでサーブしてくれるスタッフは皆さん綺麗な女性ばかり!
迷いつつ、まずは「Polo Comado Sessio IPA」を注文。見た目は綺麗なイエローゴールド。アーシーかつフルーティーなアロマで程よい苦味がのこり、はじめの一杯には最高の飲みやすさです。料理はフレンチとベルギー風なアレンジを加えたようなアメリカンで、よく目にするメニューでもビストロっぽくしっかりと調理されてましたよ!お腹が空いていたのもあり、しっかりと食べてしまいました。中でもPoutine(プーティン)の味は格別でした!

セレナさんがホームブルワーだったこともあってか、LADYFACEではホームブルワーに向けて数種類のイーストも提供しています。
Ladyfaceの味に惚れちゃった人は、ぜひに!

LADYFACE ALE COMPANIE

29281 Agoura Rd. Agoura Hills, CA 91301

http://ladyfaceale.com/



brewery2016-1

Cellarmaker

セラーメーカー

知る人ぞ知るサンフランシスコの名所
価値あるビールを楽しもう

ロシアンリバーがあるサンタローザの街から南下し、サンフランシスコにあるセラーメーカーへやってきました。こちらのブルワリーも2014年11月以来二度目の訪問です。

2014年時にはまったくのノーチェックだったこの醸造所は同じくSFの醸造所スピークイージーのスタッフさんの大オススメブルワリーでした。現地での出会いに感謝しつつ、ファンになってしまった我々は今回もこの醸造所にぜひ立ち寄りたいとやってきたのです。

cellarmaker

ところがロシアンリバーの行列で思った以上に時間を取られてしまい、セラーメーカーに到着したのは閉店時間まぎわ。
慌てて本日のオススメメニューを注文します。

前回は店員さんもおすすめの「Double Dobis」の魅力にノックダウンし、なんとその場で同じものを4杯も飲んだのが懐かしいですが、今回飲んだのは「Mo’Citra」なる一品。こちらもアンフィルターの白濁したオレンジ色で、見るからに美味しそう!アロマは、柑橘類とマンゴ、パイナップルなどトロピカル感が強め、少しdankな香りもして、ジューシーかつホッピー。ここは本当に間違いないなー!と思いながら、サンタローザからお土産で持ってきた「Pliny Bite(一口ピザ)」と一緒にいただきました。

cellarmaker
cellarmaker

そうしているうちにあっという間に閉店時間。もう少しゆっくりしたい気持ちもありましたが、ロシアンリバーからの流れで存分に酔っ払ってしまってこちらもノックダウンしたのでありました。
また来たいぞ!セラーメーカー!

Cellarmaker Brewing Co.

1150 Howard St. San Francisco, CA 94103

http://www.cellarmakerbrewing.com/



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RUSSIAN RIVER

ロシアンリバー

至高のブルワリー
伝説の限定ビールに会いたくて、2日間レポート

さあ!再びやって参りましたサンタローザはロシアンリバー。2014年以来、二度目の来店です。実は今回の旅はこれが目的といっても過言ではありません。ここの「とあるビール」を飲みにやってきたのです。
訪れたのは2月…この季節のロシアンリバーといえば。ご存じの方はもう気付いたかもしれませんね。そうです。ロシアンリバーの年に1回の限定ビール『Pliny the Younger』を味わうためにやって来たのです。

空港から大急ぎでクルマで向かい、店へ着く頃にはもう夜。どうやら店の外には『Pliny the Younger』を飲みたいファンたちが行列を作っているようです。さっそく我々も行列に加わります。美味しいものにありつくために行列を作るのって日本人特有だと思ってましたが(笑)万国共通なのですね〜!

2、3時間ほど並んだでしょうか。幸運にも営業時間内に店に入ることができ、『Pliny the Younger』3杯分のチケットをゲットしましたよ!飲んだ感想?もう、言うまでもありません。飛行機かっ飛ばしてきた時間、距離…すべてを笑い飛ばしてくれるような強烈なホップのパンチ。アルコール。味。余韻。もう完璧なバランスです。Ratebeerでその存在を知ってから4年半。「ついに、出会えた…。」感傷とビールに浸りつつ、3枚のチケットは瞬く間に消えていったのでした。

rusian river

今回の大目的とあって、翌2日目も『Pliny the Younger』を飲んでやろうということに決まりました。(決まっていたんですけど。)なんといっても一年のうちのこの3週間しか飲めない、ロシアンリバー伝説の限定ビールですから。

昨夜も随分並んでいたため若干の覚悟をしつつ、開店11時の1時間前に店へ行ってみました。するとそこには…長蛇、長蛇、超〜蛇の列!「えっ、昨日はもっと…。」とドン引きしつつたった1時間前に来てしてまった自分を恨みつつ、最後尾に陣取るもどうやら地元の方の話によると「7時間待ちね。」だとか。完全に侮っていました。クラフトヘッズたちの「ロシアンリバー愛」を。でも何となく、皆さんこの季節の風物詩として行列に並ぶことを楽しんでいるようでした。こちらの動画から雰囲気伝わりますか?

rusian river
rusian river

近所のデリで小腹を満たし、軽く小説1冊読み終え太陽が傾きかけた頃、ようやく入店です。昨日と同じ3枚のありがたいお札(というかリストバンド型チケット)を装着、『Pliny the Younger』をいただきます。ビールそのものも美味しいのですがなんといってもこの「ひと仕事終えたあとのカタルシス感」。たまりません。

ロシアンリバーのフラッグシップビアといえば何といってもダブルIPAの『Pliny the Elder(エルダー)』。ではこの時期しか飲めない『Pliny the Younger(ヤンガー)』とは一体どういうものなのでしょうか。限定でしか作れない理由はその製造工程にあるようです。『Pliny the Younger』はなんと「Elder」のダブルを越えるトリプルIPA。その製造の難しさや費やす時間が膨大すぎて、また、この味を実現するために大量のモルトとホップが必要になることから、物理的に&費用的にも一年に一度が限界なのだとか。

          

rusian river
rusian river

7時間も並ぶわけだ…。(平日なのにね)ちなみにPlinyは古代ローマの作家・思想家のプリニウスのことで、Elderが叔父さん、Yougerが甥っ子なんだそうですよ!「年長さん、若者」って思ってましたけど、なんとなく合っていた?合ってないか。(笑)

今回もバッファローチキンと、ピザをそんな貴重な『Pliny the Younger』でお腹に流し込みつつ、最高の旅のスタートを切ることができました。大目的は達成したものの、まだまだ旅は続きます!

RUSSIAN RIVER BREWING Co.

725 4th St. Santa Rosa, CA 95404

http://russianriverbrewing.com/



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ブリック

レシピ説明考え中レシピ説明考え中レシピ説明考え中


ブリック

材料(2人分)

  • 合挽き肉 100g
  • 玉ねぎ 75g/li>
  • 春巻きの皮 2枚
  • 卵 2個
  • シュレッドチーズ 適量
  • ブラックオリーブ  4粒
  • スパイス
     塩・胡椒 適量 / ケイジャンパウダー 小さじ 1/2
     クミンシード 少々 / カイエンペッパー 小さじ 1/4
  • キャノーラ油 大さじ5
  • カットレモン 2片

作り方

  • Step.1玉ねぎを粗みじんにカット。ブラックオリーブも適当に細かくカットしておく。
  • Step.2玉ねぎと挽肉を炒めて火が通ったら、ブラックオリーブを入れ、塩・胡椒、ケイジャンパウダー、クミンシード、カイエンペッパーで味付けをしてボールに取り出し粗熱をとっておく。
  • Step.3少しくぼんだお皿に春巻きの皮の角が上なるようにひいて、下半分に1/2の具材とシュレッドチーズを広げる。
  • Step.4卵を割り入れて、皮を被して下向きの三角形になったブリックを油を入れ熱しておいたフライパンに、やさしく・手早く入れてすぐに淵をターナーで押さえて閉じる。
  • Step.5両面、軽く色が付く程度の揚げ焼きで完成。
  • Step.6レモンを絞っていただきます。

チュニジアのソウルフード「ブリック」をビールに合うようにアレンジしてみました。コーンドビーフやツナ缶、シラントロ、ディル、セロリなどバリエーションはいくつもできてしまう、作っても食べても楽しいおつまみです。火を入れすぎて卵が固まってしまうと残念なので、良い具合にトロ〜リ半熟になるように、火加減を調節してくださいね。皮は水溶き片栗で閉じなくてもOKですよ。


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クルミ&フレッシュハーブのロースト

クルミと摘みたてハーブを絡めます。ずっと食べていたくなるおいしさ。


クルミ&フレッシュハーブのロースト

材料

  • クルミ 180g
  • 塩 小さじ1/2以下
  • 砂糖 小さじ1/2以下
  • 胡椒 適量
  • カイエンペッパー 適量
  • キャノーラ油 大さじ3/4
  • フレッシュハーブ ローズマリー/タイム/オレガノ 適量
  • *いずれも摘みたてがおすすめ

作り方

  • Step.1ローズマリー、タイム 、オレガノを荒く刻む。オーブンは150℃に温めておく。
  • Step.2塩、砂糖、胡椒、カイエンペッパーを混ぜる。 塩&砂糖は小さじ1/2以下でその他は好みの分量で。
  • Step.3ボールにクルミを入れてキャノーラ油大さじ3/4をかけ、(1)と(2)を加えてよく混ぜる。
  • Step.4天板にクッキングシートを敷き(3)を広げる。
  • Step.5オーブンにを入れて15分ロースト。8分のところででクルミを裏に返すのがコツです。しっかり冷ましていただきます。

クルミなどのナッツ類はビールの親友ともいうべき味わい深いですが、ハーブとコーディネートすることで表情がちょっと変わります。ハーブは新鮮なほど「おっ!」という感じがするので、プチなコンテナーでよく使うハーブを育てそれで作るようにしてます。


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エダムチーズと青リンゴ

ワインとも合いますますが、ビールと合わせるならBelgian IPAで。


エダムチーズと青リンゴ

材料

  • エダムチーズ
  • 青リンゴ
  • メープルシロップ

作り方

  • Step.1エダムチーズをカットする。
  • Step.2少し大きめにリンゴもスカット。
  • Step.3メープルシロップを適量かけます。
  • Step.4チーズと青リンゴを一緒にいただきます。

エダムチーズは黄色くてマイルド、少し酸味のあるバター風味のオランダチーズです。カットした青りんごと一緒にていただきます。エダムチーズがない場合はパルミジャーノやクリームチーズでもおいしいです。ダイス状にカットしなくてもスライスでも楽しめます。


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バッファロー チキン ウィング

卵はチキンのママか子供か問題はさておきソースにマヨ & ブルーチーズ。レモンの量も大事デス。


バッファロー チキン ウィング

材料

  • 鶏手羽元 300~360g
  • クレイジーソルト 適量
  • 片栗粉 適量
  • オイル
  • バッファローウイングソース
  • バター
  • セロリ
  • チーズソース用
  • ブルーチーズ 50g / レモン汁 小さじ1 / マヨネーズ 大さじ2 / 胡椒 少々

作り方

  • Step.1手羽元にクレイジーソルトで下味をつける。セロリは適当な大きさにカットする。
  • Step.2ビニールに(1)を入れて片栗粉を全体によくまぶす。
  • Step.3ブルーチーズ、レモン、マヨネーズ、胡椒をよく混ぜる。*お好みで味の素もどうぞ
  • Step.4180℃に熱したオイルで(2) を約10分、カリッとフライする。
  • Step.5ソースパンにバターを溶かして、バッファローウィングソース加える
  • Step.6ボールに揚がった手羽元(4)を入れ、(5)のソースを加えてよく絡める。
  • Step.7セロリと(3)のブルーチーズソースを添えてお皿に盛る。

バッファローチキンウィングは簡単にいうとスパイシーなフライドチキンで、 パブやバーではおなじみのスナックです。いろいろな会社から専用のソースが発売されていますが、手に入らない場合はニンニク、カイエンペッパー、塩、胡椒、砂糖、タバスコでどうぞ。こちらのレシピは、2年程前Antena Americaさんでいただいたレシピを参考にアレンジしております。


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スナイダーズ風 ローストアーモンド

複雑系味つけアーモンド。砂糖をスパイスとして使います。


スナイダーズ風 ローストアーモンド

材料

  • アーモンド 100g
  • スパイス
  • 砂糖 大さじ2
  • 塩 小さじ1/2 
  • 黒胡椒 小さじ1/4
  • オールスパイス 小さじ1/2
  • チリペッパー
  • ハニーカラメル
  • 蜂蜜 大さじ1
  • 水 大さじ1
  • キャノーラ油 小さじ2弱

作り方

  • Step.1ボールに砂糖、塩、黒胡椒、オールスパイス、チリペッパーを混ぜてスパイスを作る。
    ※チリはお好みの分量で。
  • Step.2ナッツを絡めるハニーカラメルを作る。フライパンに蜂蜜、水 、オイルを入れてよく混ぜて沸騰させる。
  • Step.3アーモンドを(2)に入れてよく絡める。水分が飛んだら(1)を加えてよく混ぜる。
  • Step.4クッキングシートに(3)を広げてしっかり冷ます。

塩キャラメルのように甘くてしょっぱいスナックというとスナイダーズのフレーバープレッツェルが思い浮かぶかもしれませんが、こちらはアーモンドでつくりました。そうなんです! ガーリックパウダー、チーズパウダー、粉わさびや粉マスタード、バリエーションは無限です。