brewery2016-6

PORT BREWING / The Lost Abbey

ポートブルーイング / ザ ロストアビー

ピザ ポートから暖簾分け!? ’96年から 始まった大きな大きなイマジネーション。

さてさて旅は続きます。「ベルチング・ビーバー」で素晴らしいひと時を過ごして美味しいビールを飲んだその舌の根も乾かぬうちに(笑)15分ほど西へと移動し、やってきましたのはサンマルコス。ポート ブルーイング、ロスト アビーがある場所です。

彼らもまた、レンタルオフィス棟を使った醸造所なのですが、事前に調べた際にここが以前はあのStoneが使っていた施設だったと知り、ちょっぴり嬉しくなりました。もしかしたら彼らもどこかへ移転したり、ここが別の新しい醸造所になったりと繰り返していくのかもしれませんね。

PORT BREWING / The Lost Abby

以前はStoneだったと言っても今はすっかりポート ブルーイング、ロスト アビー 。雰囲気も全然違います。訪問したこの日は、少し年齢層が高めな印象。ちょうど陽も傾いてきてなんだか大人な雰囲気です。ブルーパブの外にケータリングカーが来ていて、こちらでハラペーニョたっぷりのナチョを購入!カウンター席に陣取って、いざビールを注文してみましたよ。

選んだビールは、ロスト アビーが誇る極上のインペリアルIPA「Merry Taj IPA」、そしてポート ブルーイングのHop Freshener Series から「Dank & Sticky」こちらもインペリアルIPAです。

PORT BREWING / The Lost Abby
PORT BREWING / The Lost Abby

ポート ブルーイングといえばなぜか思い出されるのが、あの「ピザ ポート」ですよね。ここは、元々ピザ ポートにいたトミーさん(Tomme Aruther)がピザ ポート創業者のVinca&Gina兄妹と一緒に2006年創業した醸造所なのです。

さらにそれより以前、1996年に、そのピザ ポートで最初に造られたベルギースタイルのビールが「Dubbel Overhead Abbey Ale」がすべての始まりなのだとか。10年の月日を経た2006年、アグレッシブなウェストコーストスタイルを「Port Brewing」の名義で、そしてベルギースタイルを「Lost Abby」名義でリリースしています。

さてさて、三杯目には、ロスト アビーの「Witch’s Wit」をいただいてリフレッシュ。陽も暮れましたが、今日の旅はまだまだ続きます!次回は「RIP CURRENT」です。お楽しみに。

PORT BREWING / The Lost Abby

155 Mata way #104 San Morcos, CA 92069

http://www.portbrewing.com

http://www.lostabbey.com



list_NewBelgium

NEW BELGIUM BREWINGニュー ベルジャン ブルーイング

アメリカンベルギービールのパイオニア

Introductionニュー ベルジャンの紹介

自転車にのってヨーロッパのビール名産地を巡る旅をしていた創業者の1人ジェフさん(Jeff Lebesch)は、ベルギーでのビール造りにインスピレーションを得て、1991年コロラド州北部フォートコリンズの自宅で醸造を開始。アメリカで最初のベルギースタイルを専門に造るクラフトブルワリー「New Belgium」の誕生でした。

初期に造ったのはアーシーさを持つブラウン・デュベルのAbbeyと抜群のバランスの良さを持つアンバーエールの二つ。このアンバーエールこそ、後に全米第一位の売り上げにまで上り詰めることとなるFat Tireでした。瞬く間に人気ブルワリーとなった彼らは、醸造施設の規模を次々と拡大。1996年には、ベルギーの名門ローデンバッハのブルーマスターであったピーターさん(Peter Bouckaert)を迎え、ブルワリーを代表するサワービールの一つLa Folieをリリース。

現在では全米第4位の規模までに成長、他のブルワリーとは一線を画す、そのユニークな発想で成長し続けるNew Belgiumは、我々を興奮と驚きで楽しませてくれています。