新しいマイクロブルワリー シーンを
つくることを目指す。
Speakeasyをあとに「スチームビール」で有名なANCHOR BREWINGへも立ち寄ってみました。歴史を感じながらBreweryの周りをウロウロしましたが、ツアーの予約もしていなかったのでライトな散策のみで終了です。
バスと路面電車を乗り継ぎやってきたのは、21st Amendment。ビールの美味しさもさることながら、遊びごごろ満載なラベルデザインも印象的なBreweryです。どうもこちらのネーミングも禁酒法に関係があるようで、禁酒法を撤廃したアメリカ合衆国憲法修正21条からとったようです。
禁酒法以前サンフランにはマイクロ ブルワリーが40近くもあったそうで、当時、ブルワリーは意見交換したり哲学や政治を語るカルチャーコミュニティとして大きな役割を果たしていたといいます、今でいうカフェのような社交場だったのでしょうか。21世紀を迎えた今、手作りのビールとおいしい食事、快適な場を提供することでかつての時代のコミュニティ愛を取り戻したいと考えているようにお店雰囲気はとても良く、地元の方々がビール片手に新聞や雑誌読んだり、前日のワールドシリーズ優勝をネタに盛り上がっていたり、何かローカルの良い空気を感じることができました。
エバーグリーンな人気のブルー フリー オア ダイ IPA 「BREW FREE OR DIE! IPA」をまずは飲むべしと決めていたのですが、フレッシュなバック イン ブラック 「Back in Black」が気になってしまい、こちらをゴクリ。フライドピクルスがサイドについたバッファロー ウイングをガブリ。両方ともに最高でした!!
ここのはじまりは1995年カリフォルニア大学デービス校のビール講座でショーン・オサリバンとニコ・フレッチアShaun O’Sullivan and Nico Freccia が出会ったことです。ビールのためにスーツを売るようなビアギークなカメラマンだったオサリバンはバークリーへ移住、トリプルロック ブルワリーのアシスタント ブルワーになってしまいました。かたやロサンゼルスのビール事情に不満を持っていたライター兼俳優のニコはサンフランへ移住「セレブレイター ビア ニュース」などへビールに関する記事を寄稿していました。それぞれビールに呼ばれるようにベイエリアへ来て意気投合したふたりは2000年、サウスパーク近くでブルワリーを設立しました。
次回はSFの「ベスト ハンバーガー」の1つと評されるバーガーとスイカのウィートエールをいただきたいと思いつつ、わずか2ブロック先にあるAT&Tパークを見学しながら次なるお店へ。