BELCHING BEAVER
ベルチングビーバー
ブルーパブでの宣言から始まった、美味しいビール作り
地域に愛されるその秘密
ツールボックスのすぐそば、次にやってきたのはコミカルなビーバーが目印、「ベルチング・ビーバー」です。
実はこのベルチング ビーバー、彼らのビールを飲むのをとても楽しみにしていたブルワリーのひとつで、2014年にも店まで来ていました。
しかし営業時間を間違えてしまって、その日は開店前。お手洗いだけ借りて行くというなんとも名残惜しい一件だったのです。
今回はちゃんと営業時間内に来店!しかもこの日はバレンタインデー!やはりツールボックスなどと同じようにレンタルオフィスなのですがそれを感じさせない庭があり、アーティストのミニライブと共にランチとビールを楽しむ地元の方達でいっぱいです。
さっそくなかへ入ってみると、少し行列が。運良く我々はすぐに席に着くことができたのですがその後も行列は伸び…店のなかもいっぱいのやはり人気店です。
ベルチング・ビーバーは、長年ブルワリーを作りたかったトム(Tom Vogel)さんが、ある日仲間とPort Brewingで飲んでいる時に突然「醸造所を作るぜ!」と宣言したのが始まり。人生そういう瞬間ってありますよね。
その後、知り合いで当時Coronado Brewingでブルワーをしていたトロイ(Troy Smith)さんをポーカーしながら口説き、奥さんの絶大なるサポートのもと、オープンに漕ぎ着けたのだとか。なんだかトムさんの人柄がわかるエピソードばかり。店内も、下は赤ちゃんから上はおばあちゃんまで、ペットの犬やオウムもご一緒に、本当に暖かい雰囲気が印象的なブルワリーでした。
その一方でビールの味わいは一流そのもの。今回はまずサンプラーで一通り体験してみることにしました。右からBeavers Milk (Milk Stout)、 Josh Damn it! (Coconut Cinnamon MILK STOUT)、 Here Comes Mongo (IPA)、 HOP Highway (IPA)。
どれも本当に美味しくて、〆にDouble Doosey (DIPA)をいただき、14ヶ月越しの念願を果たすことができてよかったなあー!と思える最高のブルワリーでした。またこのビールと、雰囲気を味わいに来ることができたらいいなぁ。