LADYFACE
レディーフェイス
ブルーパブを地域のコミュニティーとして活かす
女性ブルワーの願い
前回訪れたFIRESTONEのあるパソロブレスを一気に通り越して、次にやってきたのはロサンゼルス。といってもロサンゼルスのど真ん中ではなく、中心街からクルマで45分ほど離れたコホネバレーにある、LADYFACE ALEというブルワリーです。
移動時間が長かったため到着したのは夕暮れ、店はちょうど今晩のディナーを愉しむ客たちで賑わっているようでした。
店構えや内装は一見すると醸造所というより小ぎれいなレストランのようですが、お店の奥には醸造タンクが並び、れっきとしたビールの醸造所。
Conejo Valley(コホネバレー)にできた初めてのマイクロブルーワリーで、この店は2009年の秋にオープンしました。
醸造所のあるじはCyrena Nouzilleさん。セレナさんは元々自宅でホームブルーイングをやっていたのですが、クラフトビールシーンが注目されだした頃にBear RepublicやRussian River、 LagunitasなどのBrew Pubを訪れ、それぞれの地域のコミュニティーが人の集まる場所としてブルーパブを上手に利用していることにアイディアを見い出し、この頃出会ったDavid Griffithsさんを誘い、自身でも「LADYFACE」を立ち上げるに至ったようです。
LADYFACEという店名どおり、カウンターでサーブしてくれるスタッフは皆さん綺麗な女性ばかり!
迷いつつ、まずは「Polo Comado Sessio IPA」を注文。見た目は綺麗なイエローゴールド。アーシーかつフルーティーなアロマで程よい苦味がのこり、はじめの一杯には最高の飲みやすさです。料理はフレンチとベルギー風なアレンジを加えたようなアメリカンで、よく目にするメニューでもビストロっぽくしっかりと調理されてましたよ!お腹が空いていたのもあり、しっかりと食べてしまいました。中でもPoutine(プーティン)の味は格別でした!
セレナさんがホームブルワーだったこともあってか、LADYFACEではホームブルワーに向けて数種類のイーストも提供しています。
Ladyfaceの味に惚れちゃった人は、ぜひに!