brewery2016-0

RUSSIAN RIVER

ロシアンリバー

至高のブルワリー
伝説の限定ビールに会いたくて、2日間レポート

さあ!再びやって参りましたサンタローザはロシアンリバー。2014年以来、二度目の来店です。実は今回の旅はこれが目的といっても過言ではありません。ここの「とあるビール」を飲みにやってきたのです。
訪れたのは2月…この季節のロシアンリバーといえば。ご存じの方はもう気付いたかもしれませんね。そうです。ロシアンリバーの年に1回の限定ビール『Pliny the Younger』を味わうためにやって来たのです。

空港から大急ぎでクルマで向かい、店へ着く頃にはもう夜。どうやら店の外には『Pliny the Younger』を飲みたいファンたちが行列を作っているようです。さっそく我々も行列に加わります。美味しいものにありつくために行列を作るのって日本人特有だと思ってましたが(笑)万国共通なのですね〜!

2、3時間ほど並んだでしょうか。幸運にも営業時間内に店に入ることができ、『Pliny the Younger』3杯分のチケットをゲットしましたよ!飲んだ感想?もう、言うまでもありません。飛行機かっ飛ばしてきた時間、距離…すべてを笑い飛ばしてくれるような強烈なホップのパンチ。アルコール。味。余韻。もう完璧なバランスです。Ratebeerでその存在を知ってから4年半。「ついに、出会えた…。」感傷とビールに浸りつつ、3枚のチケットは瞬く間に消えていったのでした。

rusian river

今回の大目的とあって、翌2日目も『Pliny the Younger』を飲んでやろうということに決まりました。(決まっていたんですけど。)なんといっても一年のうちのこの3週間しか飲めない、ロシアンリバー伝説の限定ビールですから。

昨夜も随分並んでいたため若干の覚悟をしつつ、開店11時の1時間前に店へ行ってみました。するとそこには…長蛇、長蛇、超〜蛇の列!「えっ、昨日はもっと…。」とドン引きしつつたった1時間前に来てしてまった自分を恨みつつ、最後尾に陣取るもどうやら地元の方の話によると「7時間待ちね。」だとか。完全に侮っていました。クラフトヘッズたちの「ロシアンリバー愛」を。でも何となく、皆さんこの季節の風物詩として行列に並ぶことを楽しんでいるようでした。こちらの動画から雰囲気伝わりますか?

rusian river
rusian river

近所のデリで小腹を満たし、軽く小説1冊読み終え太陽が傾きかけた頃、ようやく入店です。昨日と同じ3枚のありがたいお札(というかリストバンド型チケット)を装着、『Pliny the Younger』をいただきます。ビールそのものも美味しいのですがなんといってもこの「ひと仕事終えたあとのカタルシス感」。たまりません。

ロシアンリバーのフラッグシップビアといえば何といってもダブルIPAの『Pliny the Elder(エルダー)』。ではこの時期しか飲めない『Pliny the Younger(ヤンガー)』とは一体どういうものなのでしょうか。限定でしか作れない理由はその製造工程にあるようです。『Pliny the Younger』はなんと「Elder」のダブルを越えるトリプルIPA。その製造の難しさや費やす時間が膨大すぎて、また、この味を実現するために大量のモルトとホップが必要になることから、物理的に&費用的にも一年に一度が限界なのだとか。

          

rusian river
rusian river

7時間も並ぶわけだ…。(平日なのにね)ちなみにPlinyは古代ローマの作家・思想家のプリニウスのことで、Elderが叔父さん、Yougerが甥っ子なんだそうですよ!「年長さん、若者」って思ってましたけど、なんとなく合っていた?合ってないか。(笑)

今回もバッファローチキンと、ピザをそんな貴重な『Pliny the Younger』でお腹に流し込みつつ、最高の旅のスタートを切ることができました。大目的は達成したものの、まだまだ旅は続きます!

RUSSIAN RIVER BREWING Co.

725 4th St. Santa Rosa, CA 95404

http://russianriverbrewing.com/



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>