What is Craft Beerクラフトビールとは
口あたり、味わい、香り、苦み、泡。
理想の表情を追い求めて手づくりされた、おいしく質の高いビールのことです。
一般のビールとの違いは何よりもその味とストーリーです。
ビールはモルト（麦芽）、イースト（酵母）、ホップ（アサ科カラハナソウ属多年生植物）そして水を原料としてつくります。
味わい、口当たり、香り、苦味、アルコールの強さ……それぞれ思い描く理想のビールを求めて、作り手が素材を探し、
場合によっては麦や酵母から作り、伝統的なビールの製法に独自の解釈を加えたり、違う方法を取り入れてみたり……
知識、経験、技術を磨きながら育てていくビール、それがクラフトビールです。
イースト（酵母）は、ホップを加えた麦汁を発酵させ、糖分をアルコールに変身させる張本人の微生物です。ビールのいく道を決めるハート（心）です。
モルト（麦芽）は水を与えられて発芽した麦です。このモルトの種類やロースト度によってビールが持つおおまかな色や持ち味が決まる、いわばビールの才能 ソウル（魂）です。
ホップは、麦汁トに加えて苦味や香りをつけるもので、種類によって表情が全く異なってくる、ビールの表現力 パーソナリティ（ビールの人格）。
ソウル、パーソナリティ、ハート。それらは生きているものです。
それぞれの要素をいかに組み合わせ育てるか。
失敗や成功を積み重ねてオリジナルな味わい、おいしさを追求したもの。
そしてそれをつくりだすカルチャーがクラフトビールだといえると思います。
クラフトビールが日本で知られるようになったのは遡ること20年。1994年に醸造法が改正され年間2000キロリットル製造しないと認定されなかった醸造免許が64キロリットルに引き下げ緩和されたことがきっかけでした。これにより各地にその土地の特色を反映した小規模ビール工場が数多く誕生。「地ビール」と呼ばれてブームになりました。
2011年以降の日本におけるクラフトビールのブームはアメリカのクラフトビール人気の影響もあります。アメリカでは1960年代のヒッピー文化、ナチュラルなライフスタイルを求めるムーブメントから、手づくり＝クラフトビールが見直されました。1978年 ビールのホーム・ブリューイング（自家醸造）が解禁されホームブルワーが増えて行き、1980年代にはクラフトビール・ブームの大きな流れを創り出しました。
サミュエル・アダムズ ボストンラガー1990年代のマイクロ・ブリュワリー興隆の流れを受け、現在アメリカ最大の「クラフトビール」として人気を博している。
2014年 メーカーは3400＊ にも登り、それぞれオリジナルなおいしさを追求しています。その味わいの幅広さ、アメリカン・ホップの独特の爽快な香りはアメリカのクラフトビールは全世界的にブームを呼び、世界各国でもクラフトビールが見直されるきっかけになりました。
Belly Craft ベリー クラフトBelly Craftは2011年に出張先のドイツで本場の「フランチェスカーナ」に出会いビールに目覚めてしまいました。その後日本のボトルショップで購入した「グリーンフラッシュ WEST COAST IPA」でクラフトビールに激感動。以来Instagramでクラフトビールを紹介してきました。そしてついにクラフトビールで驚きとハッピーをお届けするオンラインショップ「Belly Craft -The Beer Center-」を2016年スタートさせます。